誰がために、何のために
どうも。
どらちゃんです。
悪魔くんは、ここ数日、えらく大人しくなってしまい、
悪魔っぽいコスプレ(?!)もやめてしまったようです。
怪しげなエセ関西弁でまくしたてることもしなくなり、
なんだか普通に笑ったり、お話してたりします。
悪魔くん? :「別に、今は用事がないから普通にしてるだけで、
必要だったらいつでもあの格好で、あの語りで出ますよ?」
どらちゃん :「あ、そうなの?あれが素じゃないの?」
悪魔くん? :「そんなわけないじゃないですか。例え本当に悪魔がいたとして、
あんなあからさまなの、いるわけないじゃないですか。」
どらちゃん :「あ、まぁ、そうねえ。」
本当にいるなら、確かに、もっとわかりにくいだろうし、
悪魔として見えないでしょうねえ。
悪魔くん? :「ご自身でも言ってるじゃないですか。偽物が一番本物っぽいって。」
どらちゃん :「あー、たしかに。」
悪魔くん? :「誰の目にも、そうであると判るものを本物と思い込みたい心理は判ります。
安心できますからね。予測の範疇内だし。
ですが、本当の本物、って言い方もヘンですが、本物って多分、
あなたの思ってる本物らしさ、はないものかもしれませんよ?」
どらちゃん :「そうだね。それに。
本物、偽物っていうお話もトリックだろ?そもそも。」
悪魔くん? :「そうですね。
あなたが本物だと思えば、それはあなたにとっては本物なんです。
それがどんなに本物であっても、あなたが偽物だと思えば、それは
あなたにとっては偽物なんでしょう。」
どらちゃん :「いや、そういうことじゃなくて。」
悪魔くん? :「ふーん、さすがにこの手のトリックは引っかからなくなりましたね。」
どらちゃん :「本物、偽物って区分も、そもそも自分が安心したいという、
自分観点の区分けでしかない。
世の中に本物も偽物もない。言って見ればすべてが本物で、それを見る人が
どうフィルターをかけてみるかで変わる。
そもそもそんな区分けは必要ない。
そういうことだろ?」
悪魔くん? :「半分は正解、といったところでしょうかね。」
どらちゃん :「半分?」
悪魔くん? :「それ自身が、あなたの観念でしかないし、あなたの観念がそういうものだ、
と示しているにすぎません。」
どらちゃん :「うーん・・・・・・」
悪魔くん? :「少々難しくなりましたね。簡単にまとめてもらえませんか?」
どらちゃん :「ようするに本人次第、ってこと?」
悪魔くん? :「そういうことです。往々にして人は自らが信じるもののみをを見聞きし、
判断します。
公正だ、と自ら公言する人ほど、自分がどれほどの
思い込みに囚われているかに気づけていないものです。
それがある限り、目の前に起こっていることの真意、
あなたの言葉で言えば、本物、に気づく事は難しいでしょう。」
どらちゃん :「まぁ、そうだね。
それにしても・・・・・」
悪魔くん? :「なんです?」
どらちゃん :「意外に哲学的な子なんだなぁ、とね。」
悪魔くん? :「見聞きしたものが典型的であればあるほど、その思い込みからは逃れにくく
なるものですよ。
思い込みに縛られていると、本質は見えにくいものです。」
どらちゃん :「いや、そういう意味では本質は変わんねーじゃん(^^; 結構、意地悪だよw」
悪魔くん? :「ご理解いただけてなによりです」
やっぱり、そうなんだ(^^;
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